インテリアコーディネーターは
身なりをチェックされている!
インテリアコーディネーターは インテリアのプロですが、当然、センスの良しあしを問われる職業でもあります。
建築的な知識やインテリア商品の豊富な知識、があるのはもちろんいいですが、それプラス いわゆる センスがいい、ということも重要になってきます。
施主(依頼主)は服装もチェックしている!
施主から意外と見られているのが 服装です。
オシャレにこだわりのある奥様だったりすると、実は何も言わないけれど
厳しくヘアメイク、身に着けている服や靴、かばん等厳しくチェックされていると思って間違いないのです。
清潔できちんとしている、というのは最低限の条件ですが、それプラス、流行遅れの形の服を着ていないか、変な色の組み合わせをしていないか、フツー過ぎないか、など結構厳しいチェックが入ります。そのハードルはとても高い。
さすがだわね、という感じの凝ったアクセサリーやシンプルなのに垢ぬけている、など。

この人のセンスにお金を払ってもいいわね!
と思えるいでたち。それも大切なことなのではないかと思っています。それを表現するのにファッションセンスもICに必要なのではないかと思っています。
打ち合わせで着る服に気を遣う!
よって私は打ち合わせのある日に着ていく服も相当悩みます。
基本ジャケットを着て、パンツが多いのですが、シンプルにしつつ、ピアスやネックレスを変わった形のものにしたり。一工夫します。
インテリアコーディネーター 一番大事なのは靴!
なお、一番気を遣うのは靴ですね。
お客様のご自宅に伺って現在のお住まいを拝見したり、新築でも出来た現場では当然靴を脱ぎます。そんな時にお客様に自分の靴を見られてしまいます。
脱いだ靴を。
古ぼけて中敷きが汚かったりしたら、

汚い靴ねーーーっ!このICさん、大丈夫かしら。。?
と思われてしまいます。いやほんと。
何もブランド靴を履く必要はありませんが、とにかく新しい目の靴をはくこと。20年履き続けている(笑)シャネルの靴より 昨日デパートで買った1万円の靴の方が絶対にいい。
清潔感があるから。
どんな靴を履いているかでだいたいその人のファッションセンスの大まかなものはわかってしまうといいますね。

恐ろしい~。(笑)
私は常に
・さっとワンアクションで脱ぎ履き出来る
・とにかく新しい目のもの
を常備するようにしています。これは現場で部屋内に上がる時専用に使っています。
・さっと履ける
・中敷きが綺麗な状態!
これが重要!!
ストラップやひも靴など玄関で モタツイテいるインテリアコーディネータなんて職業意識が低いと思われても仕方がないと思うのです。ひも結びが必須なコンバースのハイカットスニーカーなんてのも不向きだと思います。
インテリアコーディネーター 洋服は重要!

洋服なんてインテリアと関係ないでしょ?
と思ったら大間違い!もちろんファッションのプロではないのだから、最先端のデザイナーのものを着る必要はないです。
ですが、

このICさん、まあまあ服のセンスもいいわね、、、
とお施主様から思われることは大事だと思います。いやはや、すべてに気が抜けない職業です。頑張ろう(笑)
インテリアコーディネーターの洋服
気を付けていること
具体的に私が日々仕事の際に気を付けている服のポイント
・お客様に会う際には白紺黒グレーベージュの落ち着いた色を
・シンプルで無地のものを(目がちかちかする柄物を着ない)
巨大なダイヤを付ける必要はありません。(笑)キラッとセンスの光るアーティスティックなピアスなど。
そして一番大事なのは、
とにかく汚れていない、
劣化していない、
傷んでいない服を!
ということです。

あたりまえじゃないの?そんなこと?

それが基準が厳しいんですよ・・・
数回着て使用感があるニットや、ふにゃふにゃになっているシャツ、ハリを失って膝がやや出ているパンツ、中敷きの文字が消えかけているパンプス。。。。
全て「ビンボー臭いわ・・」と思われてNGです。とにかく新品同様にパリッとしたもの。これが大事です。特に初対面では。
私の知り合いから聞いた話ですが、ヨレヨレのポロシャツに古びたチノパンで初回の打ち合わせに出てきたインテリアコーディネーターが一発で「担当者交代」をお客様から言われてしまった残念な事件も聞いたことあります。
要注意なのです。
お客様よりも高級なものを身に着けてはいけない?
さらに、少し気を付けてるべきなのが、「お客様よりやや地味に」するというファッション。これがコツです。
お客様、特に奥様より華やかにセクシーに(??)ゴージャスに装ってはダメです。ご主人の目がつい行ってしまうような身体の線がくっきり出るワンピースとかもってのほか。
奥様よりやや地味目に。でもセンス良く。パリッと。このあたりの匙加減が難しいのですが。
インテリアコーディネーターのファッション
・基本シンプルに
・基本ビジネスライクに端正に
・清潔感は一番大事
・やや地味目を心がける
・でもキラッとセンスを光らせる
・靴は重要 靴は重要 靴は重要
・素足はダメ
・ブランドがあからさまにわかる物はダメ
・劣化がわかる服はダメ
・セクシーな服、ラブリープリティな服もダメ
このあたりを気を付けて、あとは自分らしさ、自分のセンスの良さをどこかにひとさじ!アピールしてみましょう。
お客様の多くは「今日はインテリアコーディネーターの〇〇さん、どんなファッションで来るかしら?」と楽しみにしているのです。
気が抜けませんね!