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インテリアコーディネーター
辞めたい!って思ったことありますか?
私は、20代の頃、インテリアコーディネーターになるのが夢でした。一念発起して全く違う業界から、勉強してインテリアコーディネーターの資格を取り、就職活動。無事インテリアコーディネーターの仕事に就くことができました。
憧れのインテリアコーディネーターになれた時は本当に嬉しかったなあ。
途中、30代、40代の時に同じインテリア業界で転職も経験しました。でもずっと20年間以上インテリアコーディネーターの仕事をしてきました。
その間、もちろん楽しいことばかりではありませんでした。正直に言うと、辛い、苦しい、しんどい、忙しすぎて、などとても精神的に辛いことも時期もありました。
まわりの同業者、インテリアコーディネーターの仲間たちに聞いても、
この仕事しんどくてキツイ。
辞めたい・・・
という状況に陥った経験を持っている人は沢山いるようです。でも辞めずに続けている人がほとんですが。。。
どんな時にインテリアコーディネーターを辞めたいと思うの?
どんな時、一番この仕事を辞めたいと思うのでしょうか?
①とにかく忙しすぎる!
残業が多すぎる!
企業の正社員の人の場合は残業、フリーランスや業務委託で働いている人は休みがない。とにかく物件が多すぎて、担当している案件が多すぎて、全く休みが取れない、やってもやっても終わらない・・・
ということはインテリアコーディネーターの人が一度は皆経験しているようです。
お客様や現場の業者さんからのひっきりなしの電話やメール、図面チェック、追加のご提案見積もり、発注などの事務作業・・・
本当にやることはいくらでもあるので、時間がいくらあっても足りないのがこの仕事なのです。
一つ一つの仕事は楽しくてやりがいがあっても、あまりにの忙しさに自分の時間、家族の時間、友人や恋人との時間も取れず、
なんのために私、生きているんだろう。。。。
という状態にまで追い詰められてしまった人の話も噂で聞いたことがあります。
②トラブルとクレーム
建築業界、インテリア業界にクレームとトラブルはつきものです。全く経験無い人なんて聞いたことありません。トラブルとクレームは分類すると以下のものがあります。
・現場のトラブル
・業者とのトラブル
・納品のトラブル
・お金のトラブル
お客様とのトラブル一つとっても色々あります。
・コーディネーターの提案内容が気に入らない。
・好みが合わない。
といった打ち合わせ最中のご不満によるクレームもありますし、完成間近になって出てくるものもあります。
・イメージしていた空間と違う仕上がりになっている
・部屋が明るいOR暗い
・仕上がりが雑で納得いかない
特に、現場が進んで完成が近い時に発覚する上記のトラブルは金銭が大きく発生してしまうトラブルになり、「言った言わない」などのもめごとに発展んしやすいもの。
単純にインテリアコーディネーターのミス、間違いならば、それはそれで大失敗で落ち込みます。会社に損害を与えたのですから、ショックです。
フリーランスの場合は自己負担になります。自腹です。(業務委託で仕事をもらっている場合も一部損害が自己負担になる場合もあります)
間違いでなくとも、お客様がインテリアを気に入っていない、不満を持っていると、インテリアコーディネーターとしてこれほどショックで辛いことはありません。
お客様の喜ぶ顔が見たくて日々一生懸命インテリアのプランを考え、東奔西走しているのに、
全然素敵な部屋じゃなくて、がっかりですけど?
こんな変な色になると思わなかったわ。キライ、このカーテン。
なんて言われたら、もう本当にショックなのです。
③スケジュールとの戦い
当然ですが、建築にはスケジュールがあります。お客様にも引っ越しなどのスケジュールがありますし、新築やリフォームと言った工事が絡むものは工務店、職人さん、電気屋さん、大工さんなどの実際に手を動かす人たちのスケジュールもあります。
ところが、インテリアコーディネーターが手配するものには
・海外から取り寄せ品
・特注品
といった、発注してもすぐに手に入らないものも多々あります。それらを完成日から逆算して、早め早めに発注したり現場への納品日を調整する必要があります。大きなものは船便で取り寄せるので半年かかるものもあるくらいです。(輸入キッチンなど)
また、海外で作っているタイルなど、夏のバカンス時期には長いお休みに入ってしまうので生産が止まる国もあります。イタリアとかスペインとか・・・?(お願い、夏も働いて~っ?)
また、国内で作っているものでも、台風や大雨で工場が災害を受けてしまいうと、即生産できなくなってしまうものもあるんです。(トイレの便器の生産が大雨の災害で止まった時がありました・・・)
それらのすったもんだを全て取り仕切り、全て何もなかったようにお客様との約束通りの期限に現場に取り揃えて入れて施工し、職人さんも無駄がないようにビシッと手配しなければいけません。
カーテンの施工の業者さんはいついつ、家具の配送はいついつ、それらはまるでパズルのように注意深く手配しなければいけないのです。
現場の工事が全て終わり、汚れた現場をクリーニング業者さんが完璧にお掃除しなければ、高級なラグカーペットを敷くこともできないし、白いソファを置くこともできません。もちろんカーテンを吊ることもできません。
吹き抜けがあれば、部屋の中に足場を残しておかないと天井にシャンデリアを下げることができなくなってしまいます。
それらの段取りは現場監督がやってくれる仕事・現場もありますが、小さなリフォームや工務店、フリーランスのインテリアコーディネーターだったら全て自分で行わなければいけないのです。
これは緊張が続く、ひと時も気が抜けない仕事です。慣れてくるとスイスイこなしていけるようにはなりますが、一度災害が起きたり、発注ミスが起こるとそのリカバリーには精神を消耗するのも事実です。
④見積もりの間違いなど
どんな仕事でもそうですが、お金絡みの間違いも絶対にあってはなりませんね。
見積もりが間違っていた。。。ショック!
というのは信用問題に関わりますし、高く見積もっていても安く見積もっていてもどちらもトラブルになります。
この見積もりの間違いは利益が吹っ飛んでしまいますから、細心の注意が必要です。個人単位でのチェックだけでなく、二重三重にチェックする体制にどの企業もなっているはずですが、フリーランスの場合は自分でチェックするしかありませんし、どうしても抜け落ちや重複、計算ミスなどと隣り合わせです。
何度確認してもし足りないくらいチェックするのがお金まわりの書類です。
インテリアコーディネーターの仕事って、、、辛い事ばかり??
なんだか、辞めたいと思う辛い事ばかり書き連ねてきましたら、
いやいやこんな仕事、辛すぎるでしょ!
って思われてしまいますね。
ところが?
このしんどさ、辛さ、緊張感、責任の重さと大きさ。これをはるかに上回る楽しさとワクワク、そして最後に素晴らしい家や空間、部屋が仕上がって形になった時の喜びたるや、
いままでの苦労や大変さなんて吹っ飛びますよ。ホント!
なんて素敵な家が出来たの!💛嬉しくて夢みたい!
お客様が涙を浮かべて喜んでいる姿を見たり、、感謝されてお手紙までもらうこともあります。←ホントなんです。
そのお施主様の嬉しそうなご様子と、我ながら(?)なんて素敵なインテリアのお部屋、お家が出来たんだろう!って思う時の代えがたい素晴らしい充実感と達成感。
病みつきになります。(笑)
こんな感動とやりがいのある仕事、他にあるでしょうか?(いや、きっとあると思いますが、私はこれしか経験ないので)
美しい間接照明、
手触りのいいファブリックのソファ。
素晴らしい芸術品のようなカーテン。
それらが合わさって作られる空間。
自分のものにはならないけれど。
お客様が明日からそこに住む。リアルに。
それを作ったのは自分だ・・と思うことは
このインテリアコーディネーターの醍醐味です。
それでもインテリアコーディネーター辞めたいと思う時は?
・やりがいがある。
・お客様に喜んでももらえる。
・とにかくインテリア大好き!
そう、わかってはいるけど、辛くなる時があります。そんな時は、
思い切って、同じ
インテリア業界での転職を考えてみる
のも一案です。
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①忙しすぎる、物件が多すぎる時は?
どうしても人員配置が少なく、一人当たりの担当する物件数が多すぎる会社があります。新築で1年間40件はかなりハードでしょう。
でも、ゆったりと年間10件程度をじっくりやらせてもらえる建築会社やハウジングメーカーもります。そういった会社に移って「楽になった・・・」という話は周りでもよく聞きますよ。
違う会社に行けばもう少し適正な仕事量になるかもしれません。転職を考えてみましょう。
②お客様に振り回されるのがつらい?
中古マンションを好きなようにオールリノベーションをして付加価値を付けて売る会社に転職した知り合いがいます。
前はリフォームの会社で、常時10人以上の物件を抱え、
要望が多いお客様や、優柔不断、変更を繰り返すお客様に振り回されて疲れてしまった・・・はー
という彼女。
「お施主様」「お客様」がいない仕事になったのです。いわゆる自分の好きなようにデザインできるので、マイペースで仕事が進みます。精神的に楽になったとのこと。生き生きとしていました。
モデルルームが向いている人もいる
また、実物件が向いていない人もいます。お客様の好みがどうしても自分と合わないことにストレスを感じるデザイナー感性の強い人。
そういう人は自分の考えでインテリアを選べるモデルルームの仕事が向いているかもしれません。
実物件の方が向いている人もいる
上記とは逆に、モデルルームの仕事にストレスを感じて疲れている人もいました。クライアント(ディベロッパーや企画発注者側)の要望が厳しいわりに、出来た時に誰も真に喜んでくれない感じがつまらない。誰もその部屋に住まないという虚無感・・・が辛いとのことでした。
そういう人は、実物件で実際にお客様と接した方がやりがいを感じるのだと思います。
③とにかく落ち着いた勤務形態にしたい!
どうしても実物件を持っていると、忙しかったりトラブルがあったり、不規則な生活になり、悩みます。小さな子どもがいたり、親の介護があると辛いでしょう。
思い切って家具ショップやカーテンのショールームスタッフに勤務するという転職もあります。少なくとも予測のつかない仕事は減るでしょう。勤務時間や休日もキッチリと守られると思います。
インテリアコーディネーター
みんな一度は転職している?
私の周りのインテリアコーディネーターは、みんな一度は転職している人が大多数だよ。
インテリアコーディネーターといっても、
✅残業のある無し
✅責任・プレッシャーのある無し
✅顧客に振り回されない、自分のぺースで出来る仕事
✅スケジュールに振り回されない、
✅家庭や育児を優先してコントロールできる仕事形態
色々あります。
今自分が「インテリアコーディネーターの仕事を辞めたい」と思う一番の原因は何でしょうか?よく考えてみて。
私の友人は、子育てを優先するためにカーテンのショールーム勤務に転職した人もいますし、知り合いのインテリアショップを手伝う仕事に転職した人もいます。
また、正社員を退職し、業務委託の求人に応募して見事採用された人もいます。
業務委託は歩合制の仕事になりますが、勤務時間に拘束がなく、子育て中の人が自分のペースや体調で仕事量をコントロールできるので選ぶ人も多いです。(毎月の収入が不安定になるので、独身で家賃を払っている人にはかなり難しいですが・・)
変わったところでは、インテリアの記事を書くライターになった人もいますし、活躍の場は沢山あります。
「インテリアが好き」という気持ちは無くならないし、変わっていないはず。
余裕がなく、辛いと思う時はいったん、最前線の現場を少し離れるのもアリだと私は思っています。
またエネルギーが湧いて来た時、どんどん大きな物件、プロジェクトを担当する仕事に復帰することだってできるはず。フリーランスとして独立する道が開けることだってあります。長い目で見て、インテリア業界に身を置き、よく考える事も必要です。
仕事の幅と種類は驚く程沢山ある!
辛い時は思い切って
ずらし転職がお勧め!
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インテリアコーディネーターの仕事の良さも見直そう
辛い時、辞めたい時って、時間的に余裕がなかったり、人間関係がうまくいかない時だったりします。
さらに、自分がどんどん成長して、今やっている仕事が物足りなくなっているステップアップの時期に来ている可能性だってあります。
そんな時に思い詰めて
辞めちゃおう!!!
って決断するのは本当にもったいない。
私もそうでしたが、そんな時こそ、転職エージェントに登録して、キャリアコンサルタントと今後の自分の仕事について相談に乗ってもらってはいかがでしょうか?
私も思い詰めてしまっていた時、相談できて救われたよ。
転職活動の手助けをしてもらえたよ。
せっかく夢だったインテリアコーディネーターの仕事。最初のワクワクやインテリアが好きという気持ちをもう一度落ち着いて考えてみて。
転職することで、また違った景色がきっと見えるでしょう。何歳になっても続けられるのがこの仕事。
一旦立ち止まって、休みながら、次の道、探しましょう!