インテリアコーディネーターって今からでもなれる?
インテリアコーディネーターになりたいので、今の仕事を辞めて転職したい!出来るかな?
インテリアコーディネーターって、実は転職組が多いですよ!
実際、インテリアの業界に入ると思った以上に転職組が多いのに驚きます。新卒時からインテリア業界にいた!という人はあまり多くないように思います。
・もと客室乗務員さん
・もと学校の先生
・もと花屋さん
・もと介護士さん
・もとシステムエンジニア
・もとアパレルショップの店員さん
・そして元専業主婦
など、前職の経歴は本当にさまざまです。
でも、インテリアコーディネーターは、「暮らしのプロ」である必要があるので、どんな職業・経験も無駄になることなく、それはそれで仕事に生かせます。
クリニックのナースだった経験は、クリニックの内装設計をするお仕事の時に素晴らしく経験が生かせます。
介護士さんはご高齢の方や、足が不自由な方にどんな手すりや家具が適しているのか?をしっかり見極める能力に素晴らしく長けています。
色々な仕事の経験を
無駄にせず生かせる職業!
インテリアコーディネーターの転職
一番求められる人材は?
インテリアコーディネーターに向いている人ってどんな人でしょう?
インテリアコーディネーターの人材を募集している企業の採用担当者はどんな点を一番重要視しているんでしょうか?
実際に採用していたことのある人に聞いてみると、ざっと次のような点が欲しい人材のポイントだと言っていました。
②人と話すことが苦にならない人は有利
③明るく前向きに物事を捉えられる性格か?は重要
④はっきり言ってメンタルの強さは必要
⑤体力は本当に絶対必要で、身体の弱い人はつとまらない
⑥絵を書いたり(パース)・図面を書いたり(CAD)できるスキルはあれば有利
⑦センスは必要だけど、とびぬけて良くなくてもできる仕事はある
⑧チームで仕事するので協調性は必須
⑨納期、正確さなど責任感が強く、やり遂げられる粘り強さは必要
なんだか、すごい項目が並んでしまい、これらすべてを満たすスーパーマンなんているんだろうか?という条件のように思いました。(笑)
ただ、②の
これは、私も絶対に必要だと思います。「初対面の」というところがポイントです。
住む世界のレンジが違う人、
年齢が違う人、
価値観の違う人、
経済状況やライフスタイルも違う人、
そういう初対面の人とも分け隔てなく、誠実に向き合って話を通せる力。
こういうコミュニケーションが取れる人は、インテリアコーディネーターとしてほしい人材だね!
前述の採用人事担当者は断言していました。
これは意外と難しいことなのです。年齢の近い、境遇の近い同性の人と話すの事は割とたやすいですが、威圧的だったり、すごくご立派な地位の方だったり、シャイで無口な方だったり、クライアントは様々です。
そういう人に対しても
・「どんなインテリアにしたいのか」
を聞き出さなくてはいけないからです。
最初は誰でも未経験!
技術と知識とセンスはあとから付いてくる
時々受ける質問があります。
インテリアの知識が無いけど、
インテリアコーディネーターになれますか?
大丈夫!知識は勉強すれば身に付きますよ!
ただし勉強し続けることは必要です!
実は、勘違いしている人が多いのですが、インテリアコーディネーターに必要な「建築」や「インテリア関連の知識」は、仕事をずっとがんばってやっていれば、自ずとある程度は増えてきて、そのうちどんどん身に付いてきます。
もちろん、自分から情報を取りに行き、たゆまなく勉強を続けなければいけませんが、自ずと増えていくはずです。
ただ、どうしても「ヒトと話すのが嫌い!」という性格は厳しい。これが治らないと、このインテリアコーディネーターという仕事はどんどんツライものになっていくように思います。
人見知りや恥ずかしがり屋、ということではありません。逆に人見知りやシャイな方の方が、少しずつですが慣れてきた後は、人との距離感を縮めるのがゆっくりで好ましく思われる場合もあります。
人と話すのがとにかく苦痛・・・
ということがずっと変わらない・・とこの仕事はダメかもしれません。
基本インテリアコーディネーターって、「ひとんちのインテリアに口出しする」職業です。
に全てはかかっているんです。
え?お金もらってるんだから、仕事なんだから。そんなの当たり前なんじゃないの??
って思うかもしれませんね。でも「お金貰っているんだから」という意識の上に成り立つJOB以上のものが求められています。インテリアコーディネーターの仕事にはそれ以上のものを施主は望んでいます。間違いなく。
「仕事だから」という意識がすっとんで、施主・お客様の家や暮らしのことを、まるで自分ちのように考えている時間。
この時間に熱中し、楽しめる人がインテリアコーディネーターとして成長し続け、また向いている人材です。
実はかくいう私も、最初は人見知りがひどく、初対面の人とべらべら話すなんて脂汗が出てくる始末・・・・
そんな人間でした。でも今では初対面の家族様に
バスタオルは毎日洗いますか?三つ折りですか?二つ折りですか?
とバンバン聞きますし、
今度の週末家具のショールームに行きましょう♪
お待ち合わせは・・・
あ、そうだ!お昼ご飯もご一緒しましょう♡
と主導権握ってご家族を都内連れ歩く(?)ことも苦になりません。
今でも初めてのお客様に自分の主張を通すのは苦手ですし、もともと重度の陰キャが顔を出し、打ち合わせがしんどい・・と思うこともしばしば(笑)
でも陽キャの人だってしんどくなることが多いのがインテリアコーディネーターという仕事です。
だから、当然だよなあなんて軽く思うようにしています。
自分はインテリアコーディネーターという仕事、
向いているのかな?
インテリアコーディネーターという仕事が自分に向いているかどうか?それが心配、気になる方もいらっしゃるでしょう。
そんな時、以下の項目をチェックしてみてください。
□ 海外に行く時、泊まるホテルは内装重視!
□ カフェやレストランも美味しいよりはオシャレな内装で選びたい
□ 街中の新しいインテリアショップはすぐ入る
□ インスタのフォローもインテリア系が多い
□ 新しい服より新しいインテリア雑貨を買いたい
こんな感じでインテリアが好きでたまらない、という人はまずはベースの素質は十分です。
パースや図面を書くのが苦手でも上記のことはバッチリという人は問題ありません。何故ならパースや図面は外注さんに(他の人に)頼めるからです。
でも自分の中に湧きおこるインテリアへの情熱だけは他人に代わってもらうことはできないのです。
インテリアで食べていく その決意!
インテリア業界で生きていく。食べていく。
それは結構簡単なような気もしますし、難しいような気もします。
ただ、興味の全く持てない業界で、時間だけを切り売りして仕事するよりは、好きな事好きなものに囲まれて、仕事する方がよっぽど人生を生きている感じがするのではないでしょうか?
「インテリアコーディネーターを目指したい」
そう思ったが吉日。是非行動を起こしてみてください。
インテリアコーディネーターになりたいなら
インテリアコーディネーターは誰だって最初は未経験です。
未経験者歓迎!
という求人も実は多いんですよ。
家庭の事、人生経験豊富な人間として厚みにある人が向いていますから、年齢も気にしなくて大丈夫。
インテリアコーディネーターになりたいなら、資格試験の勉強と同時に、転職サイトに登録して、まずどんな求人があるかチェックしましょう。
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