インテリアコーディネーターに依頼する時 気を付けたい3つのポイント

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インテリアコーディネーターに依頼するとき

 

友人経由で、新居のインテリアの相談に乗って欲しいという案件が
来ました。

 

そのお客様から 丁寧なメールを頂戴しました。

 

「プロのインテリアコーディネーターに自宅のインテリアを相談するのが
初めてなので、何をどうしたら、いいかよくわからない。

お願いする側が何をしたらいいか?

何を気を付けたらいいか?

逆におっしゃっていただけると助かります。

コーディネーターさんが仕事しやすいように僕たちも頑張ります。」

 

というご丁寧なメール。恐縮です。そして素晴らしい!

 

プロが仕事しやすいように発注側が取るべき行動。
それを先回りして申し出てくださっている。

 

嬉しくて、遠慮なく、いくつかのことをお伝えしました。

 

インテリアコーディネーターが知りたいこととは?

 

インテリアコーディネータがお客様に会って、
これからどんなお部屋を家をコーディネートしていこうか?

 

と考えプランするとき、
以下の3つの情報が必要です。
とても重要な情報です。

 

① ライフスタイルと暮らしの価値観

どんなふうに現在暮らされているのか
今の暮らしに満足しているか
不満はどこにあるか
理想のライフスタイルはあるか

暮らしに対して何を大切に考えているか
一番大事にしたい時間はなにか

見栄え(デザイン)と掃除しやすさ(メンテナンス)のどちらを優先するか

 

などなど、かなり お客様の考えや人生観など
プライバシーに突っ込んだ内容かもしれません。

 

けれど、お客様が何を大事に考えて人生を歩んでいらっしゃるのか?
暮らしに対してどんな思いでいらっしゃるのか?をキチンとコーディネータが把握できると、
やはり暮らしやすいいいお部屋ができます。

 

きらびやかでおしゃれな空間が完成した、でもいざ暮らし始めると
ちっとも毎日幸せじゃない・・・

 

なんて 世にも不幸なことを避けることが出来ます。

② インテリアの好みが知りたい

どんなインテリアが好きなのか。

 

これはインテリアコーディネーターが最も知りたい情報です。

 

お客様がどういう空間に身を置くとトキメクのか?
お客様がどういう内装にいると 落ち着かなくて嫌い・・と思うのか?

 

これががっちりつかめれば
あとはスイスイご提案のアイディアが山のように湧いてきます。

 

巷にあふれる膨大な商品の中から
お客様が「喜びそう♪」「好きそう」というものが
飛び出す絵本のように 思いつくのです。

 

ほら、20年来の親友、何が好きか嫌いかわかっている友人の誕生日プレゼントって
探したり買ったりするの、ワクワクするし、
「絶対彼女これ喜ぶな」ってあげる前からウキウキするじゃないですか?

 

お客様の好みをばっちり把握できたインテリアコーディネーターというのは
まさにそういう心理状態にあります。

 

ウキウキ。

「あ、このカーテン、〇〇様、絶対気に入ってくれる!!!」

なんて しょっちゅう 身もだえして喜んでいる、そんな変な人種なのです(笑)

 

どうやってIC(インテリアコーディネーター)に自分の好みを伝えるか

では、どうやってICに
自分たちのインテリアの好みや色やデザイン柄の好みを伝えるか?

 

これが重要ですね。

 

言葉ではなかなか伝わりません。残念ながら。

 

「モダンで・・・」

「シンプルで・・」

といっても、幅があり過ぎます。

「クラッシックで・・」

と言うのも危険です。
クラッシックという言葉の背景には沢山のスタイルがあります。

 

もちろん、プロのICはそういったザックリした言葉から
お客様の真の好みを聞き出すように必ず努力していますが、
なかなか時間もかかり誤解も生まれやすい。

 

一番いいのははやり、写真やグラビア、画像で提示すること

 

インテリア雑誌の切り抜きでもいいし、
新聞に挟まってくるマンションのモデルルームのチラシでもいいでしょう。

 

最近はインスタグラムやピンテストなどのSNSでも世界中の素敵なインテリア写真を
簡単に大量に見ることが出来ますね。

 

その中から、

 

「こんな感じのが好きなんですが・・・」

とスマホ上でその画像をICに見てもらうことだってOK。

 

とにかく、「いいな、こんな部屋に住みたいな」と思う写真をみつけたら
自分なりに集めておき、ICにたくさん見てもらう。

 

画像は沢山あればあるほどいいです。

 

「え? 集めたら ナチュラルあり、北欧モダンあり、可愛い感じのありで
バラバラで恥ずかしい・・・んだけど」

 

とご心配は全く不要。

 

その沢山集めたインテリアの写真から、
プロのICなら そこにまたがる共通点や、
お客様がどのインテリアとどのインテリアの狭間で迷っているか
軸がぶれているか、好みが分散しているかなど
瞬時に見分けることができます。

 

写真が画像ではなく、実在する建築やお店の名前を挙げるのもOK。

 

「〇〇ホテルのイメージが好きなんです。」

「目黒にある〇〇カフェの内装が大好きで・・・あれでお願いします!」

「レストラン〇〇の 壁の色、床の色。
あれと同じ感じで出来ますか?」

 

なんてよく言われますが、
実在する空間をお客様が気に入っていて、指定してくださると、
私たちICもお客様の好みが把握しやすいですし、
それを軸に家具やカーテンなどもセレクトしやすくなります。

 

もちろんカフェやホテルを指定された場合は
速攻見に行きますよ!!(笑)

 

素敵なカフェで、細かいディテールやちょっとした棚、照明なんかを
じっくり観察して、お客様の空間に当てはめてプランを考える。
ケーキも食べちゃう。

 

ICにとって至福の時です。(笑)

 

だからご遠慮なさらず、

 

「あそこのお店の内装が良かった」

「あそこのホテルのトイレが気に入った」

 

なんて あちこち見に行くようにお申しつけください!!

自分の好みのインテリアがわからない!!そんな時は

以前、こんなことを言われたことがありました。

 

「好きなインテリアは?」って聞かれるのは困る。
それがわからないから プロに頼もうと思っているのだから

 

うーーん、なるほどと思いました。

そのお客様とは

沢山沢山 インテリアの実例写真やカタログを見ました。
見るたびに、直感で答えてもらいました。

 

好き

嫌い

どっちでもない

 

の3択で。

 

これを繰り返すことで、
お客様も

 

「今日は何だか 自分が何を好きなのか嫌いなのか??
少しわかったような気がします」

 

と晴れやかな表情に。

 

お客様の好みをあぶりだす、というとコワいですが、
それが上手く整理できて はっきりさせることができるのが
プロのICだと思います。

 

「好きか嫌いかを 感情に任せて口にして言うのは、
ワガママで はしたない、と親からしつけられました。
だから 最初は 言うのが苦しかったけど、
だんだん気持ちが解放されて
ワクワクしてきました。
新居は絶対好きなインテリアにします!!」

 

という 上品で育ちの良さが一目でわかる若い奥様が昔いました。
でも、インテリア選びが進むにつれて
どんどん表情が豊かになっていきました。

 

そう

 

あなたの 好き  OR    嫌い

 

思いっきり IC にぶつけてください!!

 

全然 わがままじゃないですよ!!

 

家具や照明を指定するのも有効

全体のインテリアイメージはモヤッとしていて上手く伝えられないけど、

 

置きたい家具は決まっている!
付けたい照明が決まっている!!

 

という インテリアのモノが何か決まっている場合もOKです。

 

バカラのシャンデリアに憧れていて・・
それを付けたい、というのだけは決まっているんです」

とか

 

赤いエッグチェア、(名作椅子です)これを買って置きたいんです」

 

なんて

 

物=ブツを指定

 

これも、それを軸にコーディネートしていくことができます。

 

③予算をしっかり伝える

暮らしの価値観も伝えられた。
インテリアの好みもたくさん写真を見てもらってICさんにわかってもらった。

 

メデタシメデタシ。

 

ですね。

 

最後にもう一つ最も重要な情報。

 

そう、予算です。

 

どんな素敵なコーディネートも、
どんな 好みにピッタリな内装の計画でも

 

ご予算に合わないと、 絵にかいた餅になります。
食べられない、実行できない。

 

だから 最初に予算を キッチリシビアに伝えることは
やはり重要です。

 

プランがどんどん進んで、
いざ蓋を開けてみると

 

ゼロ0が一つ多いプランだった・・・・チーーーーン

 

という残念な結果にならぬよう、予算は
最初の早い段階で シビアにICに伝えましょう。

 

私は大昔 新人ICだったころ、
予算を聞くのが失礼なような気がして、
そこをあいまいにしたまま、張り切って選びカーテンの提案をして
見積書を出したとたん、お客様から

「こんなに 高いの?オーダーカーテンって・・・じゃあいいです」

と一目で却下された苦い思い出があります。

 

決して高額なカーテンではなく、
国産のリーズナブルな金額のものだったのですが、
お客様はオーダーカーテンを作ったご経験がなく、

 

カーテンと言うものがオーダーすると一般的にどのくらいのコストがかかるか?
という イメージが明らかに私とずれていたのです。

 

最初にご予算を聞き、
大体このくらいかかります。という話をするべきでした。
私の段取りの悪さのせいです。

 

そういったお互いに気まずい思いを避けるためにも

 

ICが万が一予算を聞いてこなかった場合、
はっきり 伝えるようにしましょう。

 

プロのICは 高額なものからリーズナブルなものまで
商品知識が豊富なはずですから、
ご予算に合うもので素敵なものが最大限出来るように
ウンウン頭をひねってくれるはずです。

 

私もリビングの4窓を カーテンレール+レース+厚手カーテンで
工事費込みで予算が12万円という案件で頂いたことがあり、
オーダーカーテンで無理かしら・・と思いつつプランして施工したことがありますが、
とっても 素敵な窓になり、
奥様が物凄く喜んでくださった経験があります。

 

 

最初からはっきり予算をビシッとご提示いただき、
把握したからこそ、ご満足頂けたのだと思っています。

 

インテリアコーディネーターに意見が言いにくい??

 

私は最初に

 

「とにかく、何でもご遠慮なくおっしゃってくださいね。
私が提案するものが好みじゃないとか、気に入らないとか、
そういったことがあれば、全くお気遣いなく
ズバッとご意見おっしゃってくださいね」

 

としつこく何度もお伝えするようにしています。

 

もちろん 超有名な インテリアデザイナーさんとか
コーディネーターさんに依頼するときは

 

一旦お願いしたが最後、 提示されたプランにあれこれ
不満を言う事なんてできない・・・と

 

思ってしまいがちかもしれません。

 

とある芸能人の方が家を建てる時に
「自分の意見が言いやすいように、有名な建築家や設計事務所に頼むことを避け、
デザイナーさんを一切プロジェクトに入れなかった」
という話を建築雑誌で 読んだことがあります。

 

それほど、「デザイナー」と言われる人と意見が食い違うとき、
自分の主張を通すのは気を遣うものなのかもしれません。

 

でも インテリアコーディネーターはあくまでお客様サイドに立ち位置があります。
自分のデザインや好みを押し付けるなんてあってはなりません。

 

私もそれだけは 肝に銘じて日々プランしているつもりです。

 

だから、

 

「ちょっと 違うなあ」とか「ICさん 私の好みを誤解してるなあ」とか

違和感があれば どんどん言っても全く問題ないのです。

 

そこからどう軌道修正していくかが大事ですから。

 

逆にあなたの違和感を 無視して

 

「これが絶対いいんです!!お勧めなんです!!」

なんて 言い張るICさんだと ?????ですね。

あくまで主役は 施主、依頼主であるあなたです。
ICが主役ではありません。

 

ICは自分の立派な作品を作りたいなんて全く一ミクロンも思っていません。

 

住む人が完成後 幸せな気持ちで暮らしてほしい。

それだけを日々願ってプランしています。

 

だから どんどん 思ったこと、意見、希望を
沢山ICにお伝えください。

 

インテリアコーディネーターを上手く使って
いい部屋いい家を作ろう

 

私が 最初の初回打合せの最後、
必ずいうセリフがあります。

 

「・・・ということで、今後もよろしくお願いします。

どうぞ 私を上手く 利用して 使ってくださいね(笑)」

と半分 冗談めかして言います。

 

お客様は 皆様 フワッと笑顔になって
ちょっとホッとした表情になられます。

 

「そうか、主役は私たちなんだ!! 」

って はっきり感じてくださるようです。

 

 

沢山情報を持っている。

商品知識が詰まっている。

押せばピュッと内容物が出て来そうな(笑)くらい。

 

そんなインテリアコーディネーターに
依頼するときに気を付けたい3つのポイント。まとめました。

 

①ライフスタイル価値観を伝える

②インテリアの好みを伝える OR  探ってもらう

③予算を最初にきっちりお互いに把握する

 

あとは ICさんに心を開いて
何でも言える関係になれば きっと素敵な部屋とお家が出来ると思います。

 

隠していては ダメです。黙っていてはだめです。

 

何も言わなくても相手が何かをしてくれるだろう
何もしなくても向こうが私を幸せにしてくれるだろう

 

というスタンスでは上手くいきません。

 

(それは恋愛と全く同じ??)

 

こちらから たくさん伝える。

こちらの考えをわかってもらう。

 

お施主様、依頼側の その熱意が
やはり最後はいい家いい部屋を作ります。

 

インテリアコーディネーターに依頼するときのポイント。
まだまだ実は沢山ありますが、 3つに絞って書いてみました。

 

何かヒントかご参考になれば嬉しい限りでです。

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