インテリアコーディネーターになってみて
思った「違った。。」ということは?
インテリアコーディネーター目指して勉強していた頃と、
実際に仕事に就いてみてからと一番違うと思ったことは何ですか?
という質問がよくあります。
「こんなはずじゃなかった。。。」とか「これは驚いた」とか
そういう話を聞きたいのでしょうか。
そういう意味では よくも悪くもたくさんあります。
インテリアコーディネーターは人と関わる仕事
まず驚いたのは 仕事に関わる人の多さ、業者さんの多さです。
社内の関係する人間は想像できましたが こんなに社外で関係する関わる人々が多いとは・。・・・・と思いました。
仕事を始めて 携帯のアドレス、PCメールのアドレスはあっという間に
「業者さん」というカテゴリーで作ったフォルダはいっぱいになりました。
同じメーカーでも担当者がめまぐるしく変わる。
例えば照明メーカーさん。カタログを届けてくれたり、プランしてくれたり、とても助けられている営業担当の女性がいても、
1年ぐらいであっという間に違う担当者に代わってしまいます。
いろんな人がいるということ。
正直に書くと、全部が全部信頼して仕事を一緒に出来る人というわけではありません。残念ながら。それはどんな仕事でも同じでしょうけれど。。。
各業者さんそれぞれ癖があり、
見積もりが間違いだらけの人とかメールの返信が全然来ない人、折り返し電話頼んでもまず返ってこない人。ビジネスマンとしてどうかというレベルの問題ですが、悲しいことに結構あります。
軽いーい おネエのような(どんな人。。(笑))ノリなのにしっかり優秀な人もいれば美辞麗句な言葉巧みだけど、いざトラブルになるとさーって 逃げてしまう誠意のない人とか。
まあ、本当にこの20年間いろんなバリエーションに富んだお客様と接してきたのと同時に
ありとあらゆる業者さん、取引メーカーの担当者、ショールームのアドバイザーの方と述べ1000人以上は接してきて 本当にいろんな方がいらっしゃいました。
まあ、向こうも私のこと、そう思っているのでしょうけど。。。。(笑)
やっぱり信頼できるきちんと仕事出来る業者さんとは長い付き合いになりますね。
私が一番信頼ているのはカーテンの業者さん。
私の癖をよくわかっていて、大体大まかに依頼すると、細かいところも
考慮したお見積もりを送ってくださる。(おいおい)
具体的に何かというと、
ブラインドは有紀さんは必ずバランス付きが好きだから見積もりに最初から入れておこう。とか。
そういった類の配慮が あうんの呼吸でうまくいきます。
長く連れ添った夫婦のような。。。って担当者は女性ですが。
彼女は私を世話の焼ける困った夫、とキット思っていて、足りないところを補ってくれます。
シェードが作れない生地でうっかり シェードのお見積もりを依頼していしまっても
「似ている色と質感の生地でお見積もりしておきました、その生地のサンプルも
有紀さんにお送りしておきました」、ともう至れりつくせり。
甘えすぎてはいけないとおもいつつ、いつも頼ってしまいます。(笑)
あ、いけない。こんなレベルの低いICだと怒られますね。反省。
業者に対して横柄な態度を取るのは私は絶対にしない、と決めています。
こちら側が発注者であっても 関係は対等で、WINWINの関係でありたいからです。
というか、業者さんにいつもどんなに助けられて自分の仕事が成り立っているか
謙虚に考えるべきだと思うのです。ICの最も大切なことの一つのような気がします。
売れっ子の凄いカリスマ的なICの方ほど、業者さんに丁寧な言葉使い、丁寧に頭を下げていたのを見たことがあります。
さすがだなあって思いました。憧れました。
今後も関係業者さんといい関係を築いて 気持ちよく仕事していきたいと
思っています。